スミスマシンとパワーラックの違い|おすすめ選び方4選【2026年版】
スミスマシンとパワーラックはどちらを選ぶべきか、軌道・自由度・設置スペース・価格帯の違いを整理しました。IROTEC・BARWING・ALINCO・BODYMAKERの4機種を比較しながら、初心者と経験者それぞれに合った選び方まで詳しく解説します。
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「固定軌道のマシンとフリーウェイト用ラック、結局どちらを買えばいいのか分からない」——ホームジムの導入を検討していると、この2つの違いで迷う方は少なくありません。どちらも高重量トレーニングに使える器具ですが、バーベルの軌道という根本的な違いがあり、向いている使い方も変わってきます。
この記事では、両者の違いを整理したうえで、おすすめのマルチジム4機種を比較します。IROTEC・BARWING・ALINCO・BODYMAKERという価格帯の異なる4製品を並べ、用途別の選び方まで解説します。
この記事でわかること: 両者の構造的な違い/それぞれのメリット・デメリット/おすすめマルチジム4機種の比較/設置前に確認したい床荷重の注意点
スミスマシンとパワーラックの違い
まず両者の構造的な違いを整理します。
スミスマシンは、バーベルが左右のレール(ガイド)に固定されており、上下方向にしか動かない器具です。軌道が一定なので、バランスを取る動作が少なく、フックにバーを引っかければ好きな位置で止められます。一人でのトレーニングでも高重量に挑戦しやすいと言われるのはこの構造のためです。
一方、パワーラックはバーベルを固定せず、フリーウェイトのまま使う器具です。軌道はトレーニングする人の動き方次第で決まるため、スクワットやベンチプレスをより自然な動作で行えます。ただし、バランスを取る筋肉(補助筋)も同時に使うことになり、フォームの習得にはある程度の経験が必要です。
| 項目 | スミスマシンおすすめ | パワーラック |
|---|---|---|
| バーベルの軌道 | 上下方向に固定 | 自由(フリーウェイト) |
| 一人でのトレーニング | 取り組みやすい | セーフティバー必須・補助者推奨 |
| フォーム習得の難易度 | 比較的低い | ある程度の経験が望ましい |
| 種目の自由度 | スクワット・ベンチ系が中心 | フリーウェイト全般に対応 |
| 本体サイズ・重量 | 大型・重量級が多い | 機種によって幅がある |
| 価格帯の目安 | ¥50,000〜¥500,000 | ¥40,000〜¥400,000 |
このように、「軌道の安定性」を取るなら固定式、「フリーウェイトに近い自由度」を取るなら可動式という住み分けになります。どちらが優れているというものではなく、トレーニングの目的や経験値に応じて選ぶ器具です。
スミスマシン・マルチジムのおすすめ4選【早見表】
今回比較する4機種の早見表です。価格・レビュー評価・特徴をまず確認してください。
| BARWING マルチスミスマシンおすすめ | ¥59,800 | 4.1 | 8 |
| BODYMAKER ホームジムDX | ¥59,000 | 4.1 | 333 |
| IROTEC パワースミスマシン | ¥81,400 | 4 | 15 |
| ALINCO マルチワークアウトジムFAG2022 | ¥48,800 | 3.6 | 53 |
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1. IROTEC(アイロテック)パワースミスマシン

IROTEC(アイロテック)パワースミスマシン
ベアリング式のスライドフレームを採用したコンパクトなIROTEC製スミスマシン。天井高195cmと低めの設計で、天井が低い部屋でも導入しやすい。
- 高さ約195cmのコンパクト設計で、天井が低い部屋にも対応できる
- スライドフレームはベアリング式で、動作が滑らかで扱いやすい設計
- スミスバー重量は約16kg、8.5cm間隔でフックを調整できる仕様
- 本体重量は約76.3kgで、プレート穴径29mm/51mmの両方に対応する
Amazon価格
¥81,400
IROTECのこのモデルは、高さ約195cmとコンパクトな設計が特徴です。天井高が低めの部屋でも導入しやすく、スライドフレームはベアリング式で動作が滑らかとされています。バー重量は約16kgで、フックを8.5cm間隔で調整できます。
本体重量は約76.3kgあり、プレート穴径は29mm/51mmの両方に対応します。コンパクトさを優先しつつ、基本機能を求める方に向いています。
こんな人向け: 天井高に制約がある部屋に固定軌道マシンを導入したい方
2. BARWING(バーウィング)マルチスミスマシン

BARWING(バーウィング) スミスマシン マルチスミスマシン
パワーラック機能とケーブルマシンを兼ね備えたBARWING製のマルチスミスマシン。ラットプルダウンやレッグプレスも1台でこなせる多機能設計。
- スミスマシンとケーブルマシンの機能を1台に統合した多機能設計
- ラットプルダウンやレッグプレスにも対応する幅広いマルチ仕様である
- パワーラックとしてもベンチプレスなど幅広い種目に使用できる機種
- 5万円台という価格帯で、マルチジム機能を導入できるのが魅力である
Amazon価格
¥59,800
BARWINGのこのモデルは、固定軌道マシンとケーブルマシンの機能を1台に統合した多機能設計です。ラットプルダウンやレッグプレスにも対応しており、パワーラックとしてベンチプレスなどに使うこともできます。
価格帯は5万円台からと、今回の4機種の中でも比較的手が届きやすい水準です。1台で複数の種目を試したい方や、初めてこのタイプの器具を導入する方に選ばれやすい機種です。
こんな人向け: スミスマシン・ケーブルマシンを1台で幅広くカバーしたい方
BARWING マルチスミスマシンの評価
メリット
- スミスマシンとケーブルマシンを1台に統合
- パワーラックとしてもベンチプレス等に使える
- 5万円台からと導入しやすい価格帯
デメリット
- レビュー件数がまだ少なく評価が固まりきっていない
- 設置には一定の床面積とクリアランスが必要
総合評価
4.1/53. アルインコ(ALINCO)マルチワークアウトジム FAG2022

アルインコ(ALINCO) トレーニングマシン マルチワークアウトジム FAG2022
東証プライム上場企業アルインコ製の油圧式マルチジム。重りを使わずベンチプレスやバタフライなど10種類以上の運動を1台でこなせる、コンパクトなモデル。
- 油圧式で重りが不要であり、動作音も控えめで安全性が高い設計である
- ベンチプレスとバタフライの切り替えがピン1本で簡単にできる仕様
- 本体重量は約32kg、使用体重の制限は120kgのコンパクト設計である
- キャスターが付いており、設置後の部屋移動もしやすくなっている
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¥48,800
楽天価格
¥60,085
ALINCOのFAG2022は、東証プライム上場企業アルインコ製の油圧式マルチジムです。プレートの重りを使わず、油圧のシリンダーで負荷をかける仕組みのため、動作音が控えめで安全性が高いとされる設計です。ベンチプレスとバタフライの切り替えはピン1本で行えます。
本体重量は約32kgと、他の3機種と比べて軽量・コンパクトです。使用体重の制限は120kgとなっており、キャスター付きで設置後の移動もしやすくなっています。なお油圧式はスミスマシンとは異なる方式のマルチジムであり、フリーウェイトのバーベルトレーニングには対応していません。
こんな人向け: 静音性とコンパクトさを重視し、油圧式で複数種目をこなしたい方
4. BODYMAKER ホームジムDX

BODYMAKER ホームジムDX
ウェイトスタック方式で55kgまで対応するBODYMAKER製のマルチジム。1畳ほどの省スペースで、39種類以上のトレーニングを1台でこなせる。
- ピン1本で55kgまで負荷を調整できるウェイトスタック方式を採用する
- 1畳ほどのスペースがあれば設置できる、省スペース設計になっている
- 本体重量は95kg(プレート55kg込み)で、安定感が高い作りである
- 39種類以上のトレーニングメニューに1台でまとめて対応できる
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¥59,000
BODYMAKERのホームジムDXは、ウェイトスタック方式で55kgまで対応するマルチジムです。ピン1本で負荷を調整でき、1畳ほどのスペースがあれば設置できる省スペース設計が特徴です。
本体重量はプレート込みで約95kgとなり、4機種の中で最も多い333件のレビューが蓄積されています。39種類以上のトレーニングメニューに対応するとされ、幅広い種目を1台で試したい方に向いています。
こんな人向け: 省スペースで多種目に対応できるウェイトスタック式マルチジムを探している方
スペック比較
4機種のスペック比較
| 項目 | スペック |
|---|---|
| IROTEC パワースミスマシン | 本体重量 約76.3kg/高さ約195cm/プレート穴径29mm・51mm対応 |
| BARWING マルチスミスマシン | スミス+ケーブルマシン複合/ラットプルダウン・レッグプレス対応 |
| ALINCO マルチワークアウトジムFAG2022 | 油圧式/本体重量約32kg/使用体重制限120kg/キャスター付き |
| BODYMAKER ホームジムDX | ウェイトスタック式55kgまで/本体重量約95kg(プレート込み)/39種目以上 |
用途別のおすすめガイド
用途別の選び方の目安です。フリーウェイトに近い自由度を求める場合は、固定軌道のマシンではなくパワーラックの導入も検討してください。
- 天井が低い部屋を優先したい方 → IROTEC(高さ約195cm)
- 1台で幅広い種目を試したい方 → BARWINGかBODYMAKER
- 静音性と軽さを優先したい方 → ALINCOの油圧式マルチジム
- フリーウェイトに近い自由度を求める方 → パワーラックの導入も検討
軌道の安定性を活かして一人でのトレーニングを続けたい方には、今回紹介した4機種が向いた選択肢です。反対に、種目の自由度やフォームの多様性を重視するなら、パワーラックとフリーウェイトの組み合わせも視野に入れると選択肢が広がります。ホームジム全体の費用配分はホームジムの総額と購入優先順位ガイドでも整理しているので、あわせて確認してください。
購入前に確認したいこと
スミスマシン・マルチジムはいずれも本体重量が数十kg〜100kg近くに達する重量物です。プレートを含めるとさらに重量が増します。設置前には床の耐荷重を確認し、器具の耐荷重を超えた使用は避けてください。特にBARWINGのようにパワーラック機能を兼ねる機種でベンチプレスなどフリーウェイト動作を行う場合は、セーフティバーの使用と補助者の確保を心がけてください。
集合住宅(マンション・アパート)に設置する場合は、床の耐荷重が気になるという声が多く聞かれます。建築基準法施行令85条に基づく目安を使ったマンション床の耐荷重チェッカーで、「余裕あり・要確認・要相談」の3段階の目安を確認できます。判定は構造計算そのものではないため、不安がある場合は管理会社や建築士への相談も検討してください。
よくある質問(スミスマシン・パワーラック編)
両者の構造上の違いはどこにありますか?
バーベルの軌道です。スミスマシンはバーが上下のレール(ガイド)に固定されているため一定の軌道しか動きません。パワーラックはバーベルを自由に動かせるフリーウェイト用の器具で、軌道の自由度が高い分、フォームの習得やバランス感覚がより必要になります。
スミスマシンは一人でも高重量に挑戦しやすいですか?
軌道が固定されている分、フリーウェイトよりバランスを崩しにくく、フックにバーを引っかければ途中で止められるため、一人でのトレーニングに向いているとされています。ただし耐荷重を超えた使用は避け、可能な範囲でセーフティ機構を活用してください。
マルチジムとスミスマシンは同じものですか?
異なります。マルチジムはケーブルやウェイトスタックを使い、レッグプレスやラットプルダウンなど複数のトレーニングを1台でこなせる器具です。BARWINGのようにスミスマシン機能とマルチジム機能を兼ねる製品もありますが、両者は本来別カテゴリの器具です。
マンションにスミスマシンやパワーラックを置いても大丈夫ですか?
本体重量が数十kgを超える重量物のため、床の耐荷重を事前に確認することをおすすめします。建築基準法施行令85条に基づく目安を使った床荷重チェッカーで「余裕あり・要確認・要相談」の3段階を確認し、不安がある場合は管理会社や建築士に相談してください。
初心者はスミスマシンとパワーラックのどちらから始めるべきですか?
一人でトレーニングする時間が多い初心者は、軌道が安定していて扱いやすいスミスマシンやマルチジムから始めやすい傾向があります。フリーウェイトでのフォーム習得を重視したい場合や、将来的に種目の幅を広げたい場合はパワーラックも検討する価値があります。
まとめ
スミスマシンとパワーラックの違いは、バーベルの軌道が固定されているか自由かという点に集約されます。スミスマシンは一人での高重量トレーニングに取り組みやすい一方、フリーウェイトに近い自由度はパワーラックに劣ります。
今回比較した4機種では、天井高を優先するならIROTEC、多機能性ならBARWINGかBODYMAKER、静音性と軽さならALINCOが選択肢になります。いずれも重量物のため、設置前には床の耐荷重の確認とセーフティバー・補助者の準備を忘れずに行ってください。
スミスマシン・マルチジムの価格をチェック
気になる機種があれば、まずは最新価格とレビューを確認してみましょう。
※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。